お肉にお魚、余ったお惣菜…腐らせては勿体無いと、なんでも冷凍庫に頼る私。
冷凍庫は私たちの生活に欠かせない存在ですね。
食材を長期間保存するために非常に有用ですが、中身が整理整頓がされていないと、必要なものがすぐに見つからず、無駄に食材を浪費してしまうことがあります。
物価高騰のいま、冷凍庫内の食品を活用して食品ロスを目指すともに食費の節約につながる一石二鳥の冷凍庫の棚卸しと整頓のコツについてご紹介します。
1. 冷凍庫内の棚卸し
冷凍庫の整理整頓を始める第一歩は、冷凍庫内の中身を全て取り出すことです!
古くなった食材や期限が切れた食材を取り出し、処分します。日付も書かれていないなんだかわからない謎の塊があればそれも思い切って処分しましょう。
まずは不要なものを処分することから始めます。
また、食材が袋や容器に入っている場合は、ラベルが付いているか確認しましょう。もしラベルが読めないまたは破れている場合は、食材を新しいラベル付きの袋や容器に入れ替えます。これにより、後で中身を確認しやすくなります。
最後にノートや紙に、冷凍庫に戻す食材と個数や量をメモします。
2. 冷凍庫内を整える
冷凍庫内にはさまざまな種類の食材が入っています。肉、魚、野菜、フルーツ、調理済みの料理など、種類ごとに収納することが重要です。冷凍庫内を「ゾーン別」に分けることで、どこに何があるかが一目瞭然になります。
我が家では、ファイルボックスを3つ並べて収納しており、
①肉魚類 ②野菜その他 ③お弁当用のお惣菜・おかずの残り
このように食材をジャンルごとにまとめて収納しています。
この時細かく分けすぎないのがコツです。
3、冷凍庫の食材を中心に献立をたてる
先ほど棚卸しで書いた冷凍庫の在庫リストを見て、一週間の献立を立ててみましょう。
追加の食品を買い足すのはOKですが、できるだけ冷凍庫の在庫を使って作れるメニューを考えます。料理アプリを使うと、使いたい食品からメニューを検索できるので便利です。
あとは一週間、冷凍庫の中の食品を使って料理していくだけです。
解凍はレンジを使うこともできますが、解答状態にムラが出たり時間もかかるので、前の日の夜に翌日使う材料を冷凍庫から冷蔵庫へ移しておくと、当日までに解凍されていて使いやすいのでおすすめです。
4. 食材の保存方法を工夫する
次に、冷凍庫保存のポイントを3つ紹介します。
①金属製の薄手のトレイに食品をのせて冷凍する。
これは、金属は熱伝導が良いため、ステンレスやアルミ製のトレイやバットを使用すると、食材が冷凍庫内で急速に冷やされ、凍結が速く進むからです。これにより氷結晶が細かくなり、食材の品質が保たれやすくなります。
②空気を抜いて密閉する
ラップに隙間がある場合やジッパー袋に空気が入っている状態では、食品が乾燥して美味しくなくなってしまいます。
②フラットにして保存する
食材を平らにして保存することで、スペースを有効活用できます。また、早く冷凍されるため品質の劣化も防げます。
③小分けする
一度に使う量を小分けにして保存することで、必要な分だけを取り出せるようになります。大きな塊で保存すると使いたい分だけ取り出すのが難しくなるので、小分け冷凍がオススメです。
4. 定期的に冷凍庫の中身をチェック
冷凍庫は使っているうちにどんどん新しい食材が追加され、古いものが後回しになりがちです。冷凍庫内の整理整頓を維持するためには、定期的に中身をチェックして古い食材を使い切ることが重要です。
我が家では、1か月ごとに冷凍庫内の食材を棚卸してして、冷凍庫の食材を使い切る一週間を作っていいます。
5. ラベルを活用して管理する
冷凍庫内の食材が見やすく整理されても、食材が何か分からないと結局取り出しにくくなります。そこで、冷凍庫内の食材にはラベルを付けることが効果的です。
ラベルには、食材名だけでなく、冷凍した日付や消費期限も書き込むようにしましょう。これにより、どれが新しいものでどれが古いのか、また、消費期限を過ぎた食材を取り出す必要がある場合に一目で分かります。
お気に入りのマスキングテープと油性ペンを冷蔵庫の近くに常備しておきましょう!
7. まとめ
冷凍庫内の整理整頓術は、ちょっとした工夫で大きな効果を発揮します。
しばらく冷凍庫の棚卸しをしていないという方はぜひ、全部出して書き出すことからやってみて下さい!もしかしたら一週間以上買い物の量がグッと減るかも知れません。
冷蔵庫も冷凍庫も毎日開けて目に入るところなので、整理整頓ができていると気持ちよく過ごす事ができると思います。
食費を減らし、食品ロスも減り、スッキリもする、いい事いっぱいの冷凍庫の棚卸し
是非やってみてくださいね!
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